コロナの陽性が出ても自宅療養が基本の状態が今後も続きそうなので、いつ陽性が出てもいいように安心して自宅療養が出来る準備をしたいと思います。テレビやネットなどで色々な情報をまとめて自分なりにまとめてみました。
用意するるもの
家族がコロナウィルスに感染し自宅療養になった場合に家庭内感染を防ぐために、私が準備したものをご紹介します。
医薬品・医薬部外品と表記されている濃度70%以上95%以下のアルコールの消毒液
アルコール(エタノール)濃度は高すぎてもすぐ蒸発するので効果が薄くなり、低すぎても効果が薄くなる
物用消毒液は、スプレータイプだとウイルスの舞い上がりや不完全な消毒になる可能性があるので、キッチンペーパーなどに十分含ませてから一定方向に拭き取る
引火性があるので空間噴霧や火のそばでは絶対にやらないこと。購入の際は、使用方法、有効成分、濃度、使用期限を確認すること。
アルコール濃度70パーセントの手指用消毒液
手指用には手に優しい成分が入っていいる手指用やハンドジェルと書かれているアルコール消毒液を使わないと手荒れしてしまう。また、プラスチックやビニール製容器に入れ替えると溶けるのでポリエチレン製かアルコール容器と記載されたものを選ぶ。
気軽に使えるアルコール除菌
片手で押すだけでアルコールをペーパー等に含ませることができる、カビキラーのアルコール除菌食卓用とスクラビングバブルのアルコール除菌トイレ用。エリエールの除菌タオル。
新型コロナウィルスに有効な界面活性剤
高濃度のアルコールは、塗装面や樹脂を傷め、塗料や樹脂が溶けて変色するおそれがあるため、大事にしている、食卓、テーブル、床やドアなどは界面活性剤を使って消毒する。
ペーパータオル等に十分に薬液を含ませて拭き、5分間置いて、自然乾燥または乾拭きする。20秒〜5分間置くことで新型コロナウィルスに効果があると検証されている。
NITE検証試験結果から新型コロナウィルスに有効と判断された界面活性剤(9種)
ただし、20秒~5分間反応させる必要あり
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
・アルキルグリコシド(0.1%以上)
・アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
・塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
・純石けん分(脂肪酸カリウム)(0.24%以上)
・純石けん分(脂肪酸ナトリウム)(0.22%以上)
新型コロナウイルスに有効な界面活性剤が含まれている製品リスト
https://www.nite.go.jp/information/osirasedetergentlist.html
商品に対する除菌方法は各社ホームページで確認する
かんたんマイペット→原液を接触時間1分で不活化。ガラス・冷蔵庫の外側・照明器具のカサ・鏡はスプレーして5分置き、ふきとる。拭き取ったペーパータオルは袋に入れてからゴミ箱へ。
クイックルワイパー 立体吸着ウエットシートストロング→絞り液を接触時間1分で不活化
厚手のポリエチレンか、天然ゴム(ラテックス)か合成ゴム(ニトリル)の使い捨て手袋
アルコール除菌をする際に、手にはめる。できれば二重にする。微細な穴が空いているので使い終わったら必ず手を洗うかアルコール消毒をする。また、外した手袋は小さいゴミ袋に入れ、口を縛った状態でゴミ袋に入れる。プラスチック手袋・ビニール手袋はエタノールで溶けるので注意。また、天然ゴム(ラテックス)はビッタリしているものがあり便利だが、アレルギーがある人は注意。
不織布マスク
布やウレタンはウィルスを通しやすいので、通しにくい不織布マスクを使う。マスクは2重にし、こまめにとりかえるのでそこそこ用意しておく。捨てるときはマスクのゴムだけを持ち外したら、オモテ面を隠すように四つ折りにして紐でぐるぐる巻きにしてフタ付きのゴミ箱に捨てる。できたら小さいゴミ袋に入れて袋を縛った上で捨てると良い。マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗うかアルコール消毒。
ゴミ袋
小さいゴミ袋(ポリ袋もしくは5L)、中くらいのゴミ袋(10〜15L)、大きいゴミ袋
拭き取ったペーパーやマスクはこまめに小さい袋に入れて口を縛ってから大きいゴミ袋に捨てる。ウイルスは72時間で不活化するといわれているため、72時間以上放置してから捨てる。
洗濯
感染者が使用した物・場所で、洗ったり消毒したりできないものは72時間以上放置。ウイルスは72時間で不活化するといわれているため。
飛沫が気になるもの、体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かすか、80度の熱水に10分間さらして熱湯消毒する。
防護服
コロナになった人の近くに行く必要があるときに着る。100円ショップで揃えて、使ったら袋に入れて縛ってからゴミ箱に捨てる。
・フード付きレインコート
・エプロン
・使い捨て手袋は2個(手首が開くようなら、輪ゴム)
・不織布マスクは2個
・フェイスマスク
場所別の注意点
準備をしたら実際にどうするのか?をまとめてみました。飛沫が飛ぶところや触るところを行う。
ドアノブ、スイッチ、手すり、食卓、テーブル、床
使い捨て手袋をして、キッチンペーパーやティッシュなどに溶剤を十分含ませて一定方向にふく
食卓や床はS字を描くように拭くと、ウイルスが残りにくい。油汚れで洗剤を使っても、最後はから拭きをした方がよい。
床掃除などでは、ウイルスが付着したホコリが舞わないよう気をつける。掃除前に窓は開けない。風が発生しないように、できるだけゆっくりと動く。ウイルスが付着したほこりや汚れがたまりやすい「部屋の隅や壁を丁寧に掃除するだけで、ウイルスの量は減らせる」という。「同じ方向に拭くこと」。水拭きは「ウイルスを取るどころか塗り広げる」。
換気
窓を使った換気を行う場合、風の流れができるよう、2方向の窓を、1時間に2回以上、5〜10分間程度、全開にする。
個室の用意
食事や寝るときも別室とする。部屋を分けられない場合には、少なくとも2m以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置し、寝るときは頭の位置を互い違いになるようにする。使用したマスクは他の部屋に持ち出さない。
トイレ
汚染リスクが少ない順(①ドアノブ→②トイレットペーパー保持器→③スイッチ類→④流水レバー→⑤便座のフタ(外側、特に先端)→⑥便座のフタ(内)→⑦便座(外→内)→⑧便器の内部)に清掃しましょう。さらに下痢などの症状があれば次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤やアルコールで清拭し消毒します。
歯磨き
歯磨き粉は消毒成分CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)や界面活性剤の成分が入っているのものを選ぶ。歯ブラシを接触させない距離で管理する。歯磨きは2メートル人と離れてする。
最後に
自宅療養となったときに必要だろうものを紹介しました。こんなに準備したけど使うことがないといいな。
参考ページ
日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/about/publication/news/200527_006213.html
リクシルHP
https://www.lixil.co.jp/announce/disinfection.htm
厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html
新宿区HP
https://www.city.shinjuku.lg.jp/kenkou/yobo01_002194_00004.html
NITE 新型コロナウイルスに有効な界面活性剤が含まれている製品リスト
https://www.nite.go.jp/information/koronataisaku20200522.html
花王HP
https://www.kao.com/jp/hygiene-science/expert/inactivation-methods-new-coronavirus/infection-prevention-products/