株を始める前に知っておきたい難しいこと抜きの株講座です。
まずは最低限知っておいてほしいのが、リスク分散、分散投資とは?についてお話します。
ギャンブルにならない買い方をしよう
コロワイド(牛角)
江戸一(スタミナ太郎)
安楽亭
を買ったよ
コロワイド(牛角)
エバラ食品
アクシーズ(国内KFC肉の鶏の飼育等)
を買ったよ
例えば、狂牛病が流行ったとしたら、牛肉をメインとしている会社はことごとく株は下がると予想できます。
つまり、コロワイド、江戸一、安楽亭が下がるでしょう。
一方、エバラ食品はやアクシーズ(国内KFC肉の鶏の飼育等)は牛肉ではないので影響はないと予想できます。
つまり、ねーさんの株の買い方はリスクが大きすぎる買い方、つまりギャンブルな買い方です。考えられるリスクに対して、全て影響がないように色々な会社の株を買うことでリスクを軽減することが重要です。
様々なリスク
株投資にはリスクがあって、リスクには色々なリスクがあることを知っておくことが大切です。リスクがあって当たり前なのです。
株価は上がったり下がったりするものであって、様々なリスクを避けられるように買うことが重要です。その様々なリスクを軽減する買い方を知らなければそれはギャンブルになってしまいます。
業界を分けて買う
リスク分散の考え方と同じだけど、同じ業界の株ばかり買うと、同じ理由で一緒に株が下がると予想できます。
自分の会社の業界も買わない
自分の会社の業績がいいと、給料も上がって株が上がるという反面、自分の会社と同じ業界のものを買うと、自分の給料が下がったときに一緒に株が下がることが起こります。バランス的には給料が下がったときに株が上がって、給料が上がったときに株が下がる方がリスクは軽減されます。なので自分の会社業界以外の銘柄を選ぶことが重要です。
通貨を分ける
通貨を分けることでも分散になります。上の表を見ると世界通貨の4割が米ドルなので4割は米ドル、1割はユーロ、日本円は1割にするとリスク的には軽減できていると言えます。
買う時期を分ける
買う時期を分けるだけでもリスク分散ができます。株は上がったり下がったりするもので、同じときに上がって同じ特に下がるような銘柄があるので、値動きが違うものを見極めて買うことで、平均すると安定した利益が得られる。
投資する金額は余裕資金の1/3
次に、投資する金額を決めます。まずは投資に使う金額は自分の貯蓄の3分の1。そしてリスクを抑えるなら最低でも5銘柄以上、できたら10銘柄くらいあると分散できます。
まとめ:株を買うなら分散投資
分散投資とは、投資の基本的なやり方。投資にリスクはつきものなので資産をうまく運用する基本的な方法。10銘柄くらいの分散した銘柄を買うことでギャンブルじゃない、リスクの低い、安定して投資できる買い方ができる。とは言っても株は自己責任でやってみてね。