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万座温泉をゆったり楽しめた日進舘1泊2日 新宿からの直行バスでお得に行ける

万座温泉日進舘

草津もすごいけど、同じくらいすごい温泉、万座温泉というのが草津のちょっと上にあるらしい。ただ、万座温泉のアクセスがものすごく悪い。草津から1日1本のバスは出ているのに帰りのバスがない・・・草津から30分だし、タクシーでと調べてみたら、有料道路料金を通るのと万座温線にタクシーがいないから草津から呼ぶ必要があるんだとか。

あとは軽井沢駅からのシャトルバスが出ている宿がいくつかある。新宿から直行バスを出している宿が1件あって、その宿が良さそう!ということで万座温泉の日進舘へ行ってきました。

日進舘のバスで万座温泉へ

新宿にある「都庁大型バス駐車場」から9時に出発する宿のバスに乗って万座温泉へ行きます。日進舘のホームページには新宿駅からの道のりが先に書いてあるけど、新宿駅からだと結構遠いし、新宿に慣れてないと道が分かりにくいので、都営大江戸線の都庁前駅から行くと直結しているので便利。都庁前駅の改札は1つしかなく、その改札を出るとA 2出口大型バス駐車場という案内板が出ているので、案内に沿って行けば、都庁前のホームから徒歩3分くらいで大型バス駐車場の中に出ることができます。

新宿からの宿のバスに乗るには、日進舘の公式ホームページからバス付きプランのみの予約となり、旅行サイトから申し込んだ場合は、バス付きプランがないので、宿に直接電話で申し込めば1人5000円で付けられるけど、往復でも片道だけでも5000円とのこと。公式ホームページだと4,300円でバスがつけられるので、一人あたり700円以上、旅行サイトが安くなるようであれば旅行サイトで予約した方がいい。東京駅から軽井沢駅まで片道6千円くらいするので、直行バスは片道だけでもお得。公式ホームページ予約特典の1,000円券は、一部屋につき1枚で、お土産が安く購入できた。

都庁前駅のA2出口を出ると徒歩2分で、大型バス駐車場の乗り場に。都庁前駅のホームからバス乗り場まで5分です。日進館とハワイアンズの表示。案内の方がお2人いて、色々と親切に案内してくれました。日進舘は9時発でハワイアンズは9時半。集合時間の8時50分の10分前、8時40分になり、日進舘のバスがきました。席は決められていたので、早く来る必要はなかったみたい。

バスは結構大きめで40人乗りだけど、乗ったのは8人くらい。7月の三連休なか日だから満席だと思ったのに、広々と使えたし、トイレ付きだったので5時間でも割と楽でした。練馬インターチェンジで関越自動車道へ。

1回目の休憩は、10時35分から10時50分までだったかな。上里サービスエリアで15分のトイレ休憩。色々と売ってて見たかったけど、15分しかないのであんまり見れず。

渋川伊香保インターチェンジで高速を降りて下道へ。2回目の休憩は、12時20分から13時10分の50分間。浅間酒造観光センター。ここでお昼休憩も兼ねた休憩だったんだけど、トイレ行って12時半に、食堂が3つあって、ひとつは行列、ひとつはピザでなんか微妙、混んでなさそうな無難な食堂で、食券買ったのに、料理ができたのが友達は12時50分。その後に注文した私の料理ができたのが13時5分。まさかラーメン注文しただけなのに、30分もかかるなんて。

食べる時間が5分しかなくて、もちろん食べ終わらない。見かねた友達がバスの運転手に少し待ってくれるように言ってくれて、みんなを待たせるのは忍びなく、15分になったのでバスに戻る。急いで食べたので味がよく分からなかったけど、お腹は何とか満たされた。着いたのが12時半とちょうど混む時間だったから、もう少しお昼時間長くして欲しかったな。他にも色々ソフトクリームとか、、食べたり買ったりしたかったんだけどな。

万座温泉 日進舘に到着

5分遅れてバスに戻り、13時15分にバスが出発。予定より10分早い、14時10分に日進館に到着。あと30分くらい観光センターにいてもよかったんじゃないかな・・・と思いながら、フロントでチェックインしたら部屋に入れるとの事。

別館和室に宿泊

予約したのは別館の和室。10畳でトイレと洗面台が付いている。公式ホームページから予約し7月の三連休のなか日、3人で泊まってバス付きプランで51,900 円、17,300 円/で入湯税が別途150円/人でした。PayPay払いできました。2食付き交通費込みの値段なのでかなりお得。

部屋から山が見えて景色がいい部屋で良かった。部屋は広く、トイレも綺麗で手拭きタオルとスリッパもちゃんと置いてある。洗面所には人数分のコップ。クローゼットにはロングコートもかけられる。常温の水もペットボトルが人数分。

笹饅頭っぽいものとムカゴスナックが1個、梅干しと唐辛子梅茶、椎茸茶が入れ物の中に。別途緑茶のパックがあって美味しかった。加湿器は水が入っていない。タオル掛け、テレビ、湯沸かしポットがあります。

空調はあるのかないのかよくわからないけど、おそらく全館一括空調なのかな?効いている感じがしなかったけど、終始快適な適温でした。扇風機があったので暑い日もあるのかも。冷蔵庫にはガラスのコップ。ハンドタオルと歯ブラシ、バスタオルと足袋ソックスが人数分。浴衣は中サイズが3つで、大サイズが1つありました。洗面所にはポーラのフェイスハンドソープがあり匂いのついていないものだったかな。ハンドタオルと旅ソックスが3つとも色が違ったのは、とてもありがたい。特にタオルは自分のがどれかわからなくなるんだよね。あと、小さな袋も色違いで3人分。大きな籠はグレードの高い部屋にしかないようで、バスタオルが入るようなエコバックを持って行った方がいい

部屋の入り口は玄関があって、館内で履けるスリッパが人数分置いてありました。部屋着は浴衣でしっかりしたもの。羽織もそんなに分厚くないけど、気温20度くらいだったので全然寒くなかったです。ポケットが羽織に一個あったくらい。館内を歩くにはサブバックが必要。コンセントがちょっと少なかったな。昭和の宿って感じで、入り口に1個、洗面所の横に1個、あとは湯沸かし器のコンセントを抜いて使いました。

露天風呂へ

緑の饅頭を食べて、お茶を飲み、ある程度ゆったりしたら、露天風呂に行ってみる。浴衣に着替え、外にあるとの事で、ロビーにある熊笹茶を飲み、玄関で傘と長靴を借りて、玄関から出て徒歩2分ほどのところにある露天風呂「極楽湯」へ。ここの温泉は全て源泉掛け流し!源泉温度が70度なので湧水で加水してあるけど、硫黄の匂いがすごい。

脱衣所に行くと、盗難が発生してるので、貴重品はフロントか、ロッカーに入れた方がいいとの張り紙。極楽湯入り口の貴重品入れに入れようとしたら、100円のリターン式ロッカーだった。お金は持ってきてない。仕方なく、フロントに貴重品を預けに行く。フロントはチェックインで混んでいて何とか預けて、脱衣場のシャワーキャップを被り、露天風呂へ。脱衣場から30秒くらい廊下を通ると露天風呂へ。

出てみるとすごい雨。洗い場がないので、掛け湯をするんだけど、屋根がないので、雨粒が当たる。雨がかなり冷たい。雨の冷たさに耐えながら掛け湯をして、ようやく温泉の中へ。

温泉は暖かく、暑すぎず、ぬるすぎずのちょうどいい温度。シャワーキャップに雨が当たる音が聞こえる程の雨の中の露天風呂は、それはそれで楽しかった。雨の中だったので3分ほど入っただけなんだけど、そのあとがびっくり、雨で寒いはずなのに、だんだんと体の芯からポカポカしてきて、こんな感じ初めて!いいお湯なんだと実感。さすが、硫黄濃度日本一の乳白濁色のにごり湯!

そのあとは一番大きな大浴場「長寿の湯」へ。ここは源泉100パーセントのお風呂「姥湯(うばゆ)」や、滝湯、湧水のお風呂がある。源泉100パーセントは嬉しい。でも源泉100パーセントじゃない加水されたお湯も十分いい気がした。しかも、そんなに大きくないけど、人が少なく混んでいないから快適でゆっくりできたのが何より良い。源泉100パーセントをしっかり堪能できて大満足。元気になれた。

夕食はバイキング

夕食の時間は3回に分けて分散しているようだった。チェックイン時に17時半はどうかと聞かれたけど、早すぎると言ったら、19時15分からになった。8時になったら全部下げられたけど、ゆっくりいて良いとのことで嬉しい。割と種類は豊富。マグロとエビとサーモンがあって豪華。コーヒーは最後に部屋に持って帰れる。

和牛のサイコロステーキがあったが、柔らかいけど牛の味がしない。ライブキッチンぽくなってたけど、作り置きしてあった。蕎麦とパインが美味しかった。胡麻団子は嬉しいし、アップルパイも珍しいけど100円のスーパーのパン売り場にあるアップルパイの味だったけど美味しかった。ソフトクリームもあって、食べ過ぎた。。

夕飯後も温泉へ

夕飯を食べ、部屋に戻ると布団がひいてあった。夕食後は同じ6階にある万天の湯という温泉へ。今度は100円を持って貴重品はロッカーへ、リターン式で戻ってきます。天然の檜を使った眺望風呂とのことだったけど、夜なので真っ暗。窓が開けてあって洗い場がちょっと寒かった。湯船は一つ。でもそんなに人も多くなく、適温で気持ち良かった。ロッカーから貴重品を出すと手が真っ黒に。どうやら温泉成分でカギが溶けて黒い液体が出てくるみたい。加水してあるお湯でさえこんなに黒くなるとは。貴重品はフロントに預けてからお風呂に行くと良いかも。フロントに貴重品を預ける用の袋が別にあると便利

脱衣所にはポーラの化粧水と乳液、ドライヤー、シャワーキャップが置いてある。タオルは部屋にあるフェイスタオルとバスタオルを持って使う方式で、追加のタオルは有料。フェイスタオルは200円で購入、バスタオルは300円で借りることができる。ドライヤーは2つあって、1つは風量が良いもので1つはイマイチだった。フロントに言えば、ドライヤーを貸してもらえる。

朝も雨で早朝散歩は諦める

春から秋の朝6時から開催される早朝散歩。雨天中止なので、開催されるか前日に聞いてみたら、開催されるかどうかは当日の6時になってみないとわからないとのこと。宿の周辺を解説してくれるツアーがあるので楽しみにしていたけど、5時半に起きたらザーザーぶりの雨。諦めて二度寝。

朝食もバイキング

7時くらいに起きて、源泉100%が楽しめる長寿の湯へ。朝から贅沢な時間。チェックイン時に7時半からの朝食を勧められたが、8時15分からにしたのでゆっくり温泉に浸かり、部屋に戻って朝食会場へ。

そこそこ量が多い。三つ葉があって嬉しい。しらすも入れて茶漬けに。ワッフルがあったけどカリカリではなく、さっぱりで美味しい。ほうとうみたいな、お切り込みとオレンジが美味しかった。

チェックアウト後は休憩室へ

朝食を食べたら、事前精算をペイペイで。部屋に戻って準備してたら、あっという間に10時のチェックアウト時間に。事前精算が済んでいたのでカゴにかぎを入れてチェックアウト。荷物をフロントに預けたいと入ったら、荷物の預かりはしておらず、新宿行きのバスの休憩室に置いておく形式で、貴重品だけは預かってくれるとのこと。朝食会場の隣には軽井沢行きバスの待合所があって、コーヒーとかもあるサーバーがあった。軽井沢行き無料送迎バスは11時発。

新宿行きバスプランの休憩室は地下にあって、かなり広い和室。でも、そこにいたのは多いときで5人くらい。荷物を預かってくれないなんて、、ってちょっと不満に思っていたけど、こっちの方が荷物も自由に出し入れできるし、かなり快適でした。待合室にはほうじ茶が置いてあって自由にくつろげました。売店に売っていたカップラーメンをそこで食べている人も。現在10時だからバスの出発15時まではあと5時間もある。

荷物を置いたら、周辺を散策します。宿の目の前には湯畑を一周する散歩コースや、さらに山の上に登る熊四郎山遊歩道という登山ができるコースがあります。

流石に熊四郎山遊歩道は無理なので、湯畑を一周する15分くらいの散歩をし、宿に一旦戻ると、ランチ時間が11時半でちょうど食堂があいていた

ランチは1000円で、でもさっきバイキングを食べたばかりでお腹が減っていない。ランチ時間は13時半までだけど、そこまでもお腹が減る気がしないので、売店で売っていたおにぎり、3個を購入。現金で食券を購入する方式らしく、バスプランの人は800円になる。ご飯がすすむ牛丼、ビーフカレー、かけうどん、味噌汁、野菜3種が食べ放題。

時間がまだまだあるので、気になっていた万座しぜん館へ行ってみた。フロントに道を聞いたけど、周辺散歩の地図はないとのこと。Googleマップは全然違うルートが出てきて全く使い物にならない。

万座温泉牛池

途中、牛池があり、結構な坂道を降り、やっと辿り着く。牛池は酸性の池なので生き物が生息できず、透明度が高い池。

途中、万座プリンスホテルがあって、ここでランチも食べれたみたい。プリンスホテルだから絶対美味しいご飯食べれたよね。事前に分かってたらここで昼食食べたのにな。ランチは11時半から14時ラストオーダー。湯畑カレー¥1,800、万座御膳¥3,500と高いけど。

万座しぜん情報舘

宿を出たのが11時半。宿のお兄さんが15分で着くと言っていたのに、、万座しぜん館に到着したのが12時5分で35分もかかってしまった。どうやら遠回りしてきてしまったみたい。万座しぜん情報館は入場無料で上信越高原国立公園の自然案内・展示施設で、すっごく小さな場所だったけど、そこそこ面白かった。自然館の屋上で硫黄が露出している様子を見ながら宿で買っていたおにぎりを食べた。お弁当とか売ってたら良かったんだけど。

びっくりしたのが熊情報。熊出没注意の看板が至る所にあったので、家の鍵につけている鈴を鳴らしながら歩いたけど、なんとこの日の7月15日も既にこの近くで出没してた。こんなに近くで沢山出没してるなんて・・・。山に行くときは鈴が必要です。行った後に知ったけど、宿で言えば、熊鈴を貸してくれるみたいでした。フロントで歩いて行くからと道聞いたのに、、気が利かないお兄さんでちょっと残念だったな。

日進舘からの徒歩散歩 万座しぜん情報舘

帰りは真っ直ぐに帰ったら、近いこと!12時50分に万座しぜん情報館を出て13時15分に宿に到着。上り坂でゆっくり歩いて25分かかったけど。まあ、行き帰りで違う道を通れたのでそれはそれで近くの道を散策できて面白くて良かった。Googleマップだと、道がちゃんと出ないので注意。湯畑の横の道をまっすぐ15分下って行けばすぐ万座しぜん情報館に行ける

宿に戻ってバスで新宿へ

宿に戻ってきたのが13時15分。お昼のランチがまだやっていて入るか悩んだけど、サービスエリアで何か買えば良いかなと。結局サービスエリアで買えなかったので、ここで食べておけばと後悔したけど。

まだまだ時間があるので、最後の温泉へ。ゆったり温泉に入って大満足。休憩室に戻ったら、もうバスの時間になってた。休憩室でダラダラしたかったけど、時間がなかった・・・15時発で、15分前にフロント前集合だったので急いで支度をし、トイレに行きバスに乗る。帰りのバスはトイレ休憩が2回あってそれぞれ15分間とのこと。

出発して1時間40分。16時40分に道の駅おのこに到着。トイレ休憩し、店内はお土産とか少なくほとんど売り切れてて、食堂は終わってるし残念。そもそも休憩時間が15分と短い。16時55分に出発。お昼はおにぎり1個でかなりお腹が空いてしまった。今すぐ食べれるものがあまりなく、プリンを買って凌ぐ。プリンは美味しかった。

出発から3時間半、18時35分に高坂サービスエリアでトイレ休憩。18時50分までだったかな。お腹減ったー。ここもたくさん売ってたけど、ゆっくりご飯を食べる時間がないのが残念。しかも後1時間で新宿に着きそうだし。家が遠い友達はここでクリームパンなどを急いで購入し、バスで食べる。

19時半新宿到着予定から30分遅れの8時に到着。乗車時間は5時間。降りたのは乗り場とは違う場所で、都庁を通り過ぎ、新宿の西口に近い場所だった。

バスの降車場所はここ。目の前の横断歩道を渡ると右側に地下に行く階段があって、ロータリーの場所に出た。そのからJRはこっちの表示が出てきて、JR改札へ。家が遠い友達はJR線で品川駅へ。家が近い友達と地下でご飯を食べて帰宅しました。

万座温泉 日進舘の評判・口コミ・評価・レビュー

項目点数 1〜5
お風呂5日本一の硫黄濃度はさすが
トイレ5文句なし
接客4悪くはない
綺麗さ4普通に綺麗
寝心地3虫に刺された
ご飯3普通に良い
快適さ5すごく良かった
持って行った方がいいもの-クレンジング、バスタオルを入れる袋、100円玉1枚、貴重品を預けるときのポーチ、コーヒー好きはコーヒー

サービスエリアで自由にゆっくりできないのはすごく残念だけど、車がないと行くのが難しい万座温泉。新宿から連れってってくれるのでとっても楽だったし、温泉はすごく良かったし、三連休なのに温泉は人が少なくゆったりできてとても良かった。もうちょっとアクセスが良かったり、お土産や食べるとことが充実していたらさらにいいんだけど。思う存分、温泉を堪能できて、元気になれた万座温泉旅でした。

今回使ったお金のまとめ。一人の値段で計算。この値段で楽しめるならかなりお得だと思う。

内訳金額(円)メモ
新宿駅→日進舘→新宿駅宿代に含まれる往復バス
日進舘 別館和室17,3003人で51,900 円
入湯税1503人で450円
売店でおにぎり1473個で440円
万座しぜん情報舘のトイレ100
合計17,697
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管理人moe

moe

福岡生まれ、九州育ち、東京在住で夫と二人暮らしのOLのmoeです。旅行が大好きで、旅行のためにどうやって旅行費用と旅行時間を捻出するのか、どう有効に有給を全て使い切るのかを考えることがモットー。知らない場所での町歩きやスーパー、雑貨巡りが大好きで飛行機が苦手で車の運転が出来ない。

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