結婚後の一番の悩みは、お金の管理をどうしたらいいのか?でした。共働き夫婦2人結婚4年目で行き着いたお金の管理を紹介したいと思います。
はじめは家賃やネット代は夫で食費、光熱費は私というように分担制にしていました。冷蔵庫は私が買って、テレビは夫が買う。新幹線代は私が出して、夫が宿泊費を払う。
そうすると、宿泊費より新幹線代のほうが高かったり、電気代が高かったりすると、だんだんと私自身が不公平に感じてきてイライラの原因に。
目次
そこで、二人で共通の口座を作りそこから、生活費を引き出せば不公平感はなくなるの考えたのですが、どうやら日本の銀行では二人名義の口座は作れないとのこと。どちらかの名義で作った口座を二人で使う仕組みはあるようでした。
生活費口座と貯蓄口座を作る
まずは、それぞれ口座を新たに作ることにしました。私名義の楽天銀行の口座を生活費口座とし、夫名義の楽天銀行の口座を貯蓄口座として作り、私名義の通帳に生活費をお互いに入れ、毎月の貯蓄分を夫の口座に移動することにしました。
生活費口座は家賃の支払いや光熱費など生活に必要なものをここから引き落としします。貯蓄口座は絶対に引き出さないお金として将来に備えて貯蓄します。
楽天銀行で作るメリット
楽天銀行は資金を毎月決められた日に送金する手数料(毎月おまかせ振込予約)が無料で他行への振込手数料のみかかります、楽天銀行同士の振込手数料も無料。家賃の振込も振込手数料のみで毎月送金できます。また、毎月25日終了時点のお預かり資産残高が10万以上で振込手数料が月1回無料。給与や年金の受取があると、他行振込手数料が翌月3回無料など条件によって振込手数料も無料になるため、家賃振込も毎月無料で自動化できました。
また、夫名義で楽天証券口座を作り、夫名義の楽天銀行口座とつなげる設定(マネーブリッジ)をすることで楽天銀行口座の金利が0.02%のところ5倍の0.1%になります。
家族カードを作る
次に楽天カードで家族カードを作り、自分の服や趣味のお金以外の生活費はすべて家族カード支払い。現金で支払った分は給料からさし引いて生活費口座に入れてもらいます。夫名義のクレジットカードだと本人以外の名義の銀行口座からの引き落としができないため、家族カードを作ることで妻名義の生活費口座から夫名義のクレジットカードでも引き落とすことができました。
家計簿は楽天カードの家計簿機能とエクセルで作る
楽天カードには家計簿の機能があり、カード払いしたものは家計簿に全部表示され、現金で払ったものは自分で登録しておくことで生活費の支出を簡単に管理できます。
家計簿に表示された明細をクリックして、カテゴリーのみ自分で選択し登録します。夫が使った分は夫のページに表示されていているのでここでは削除。現金やPayPayなどから払った分は使った都度、楽天カードのアプリから現金払いとしてひとつひとつ登録します。
自分が使った分だけの支出分の家計簿ができました。カテゴリーをチェックするとカテゴリーだけの合計金額が出ます。現金のところをチェックすることで生活費として自分が使った合計金額がわかります。
カテゴリーは以下にしています
カテゴリー
食費・・・二人で食べる食費分
外食・・・自分がお昼食べたお金(健康を考え、おこずかいには含まない)
日用品・・共通の日用品
水道光熱費
二人でご飯・・・二人で外食した分
お小遣い分・・・自分のお遣いで払うべきところを間違えて払ってしまった分
カテゴリーで抽出した金額をエクセルに書き写します。エクセルとほぼ同じ機能であるGoogleのスプレッドシートを使うことで夫と共有で使うことができます。
私達夫婦が行き着いた家計簿を無料で公開しますので参考になれば嬉しいです。ただし恥ずかしいので数字は変更してありますが・・・
家計簿ダウンロードは以下をクリックするとダウンロードされます。
楽天経済圏を利用したお金管理のメリット
毎月貯蓄額を決めて夫の通帳に入れているので、使いすぎると私の生活費口座に残額が無くなり、使いすぎだと実感できます。貯蓄口座が別なので貯蓄がどれくらいあるのかもわかりやすく、また楽天証券と合わせて株運用をすることもできます。クレジットカードで5万円の積立投資をするとさらに楽天ポイントが0.5%つくので毎月250円分つきます。
楽天経済圏を利用したお金管理のデメリット
夫が生活費口座に生活費を入れないと、生活費が足りなくなること。カード引落日の前は残額があるか私が確認し、夫に生活費を入れるように頼むのがややストレスではあります。それを忘れてカード引き落としができなくて損害金が200円ほどかかってしまったときもありました。今はマネーフォワードの無料版アプリに楽天銀行口座を登録することで残高(自分で金額を設定可能)が少ないとメールで教えてくれるので残高が少ないことがわかるので便利です。まだまだ改善の余地あり。また小遣いが定額なので給料に連動した方が仕事のモチベーションがアップしていいかもしれません。
楽天カードの家計簿機能の残高には、夫の家族カードには自分のカードで使った分しか出ないのに、私の方には家族カードである夫が使った分も一緒に入ってくるため、家族カードで使用したのか、私が使ったのか分けることができず、1件、1件表示を確認して消さないといけないのが大変。
家計簿アプリマネーフォワードについて
マネーフォワードの無料版は便利で見やすく良いのですが、無料版は1年間の残高しか残しておけません。また家族カードを利用しているので夫が自分で買ったものと私が買ったものが混ざってしまうのでその管理が難しいのです。また有料版にすると月額500円と高い!高すぎる・・・!!なので無料版で生活口座の楽天銀行を登録することで残高不足をメールで知らせてくれるツールとして使っています。無料で残金不足の金額も設定できます。ただ、マネーフォワードでんきを契約するとマネーフォワードの有料版を無料で利用することができるようなので検討中です。
結婚後のお金の管理まとめ
なかなか良い家計簿アプリが見つからず、グーグルのスプレッドシートを使って共有して家計簿をつけています。楽天カードの家計簿で支出を把握し、それをエクセルへ入力。無料で残しておけるので便利。
私達夫婦が行き着いた家計簿が少しでも参考になれば嬉しいです。また旅行用資金の口座も作ることも検討中。さらに改善したらまた更新します。