
JR東海の新幹線のスマートEXで予約できる、少しお得な早特。ただし、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始には発売がない。
どれくらいお得か?それは、東京と名古屋間では930円お得、東京と京都間で1,740円お得です。
注意しないといけないことは、のぞみ号の早特である早特21だけは、座席以外の変更ができない商品となってしまったため、リスクが大きい。時間や日程を変更するならキャンセルするしかなくキャンセル料は出発前なら1座席に付き320円。
早特のメリットとデメリットを調べてみました。
スマートEXとは?
JR東海が出しているネットで新幹線が予約できる無料の会員サービスです。
登録にはクレジットカードが必須。予約できるのは東京駅から鹿児島中央駅までの新幹線のみで、その他エリアの新幹線や特急電車の予約はできません。
乗車券と特急券とセットでしか購入できず、特急券だけの購入をしたいなら年間費1000円の「エクスプレス予約」の登録が必要。
スマホで簡単に予約できるのはもちろん、時間や日にちの変更ができるのがとても便利。電車が遅延して乗り遅れそうになったり、寝坊した時など、スマホがあればその場で無料で時間を変更できます。
交通系ICカードを事前登録しておけば発券もする必要がなく、手持ちの交通系ICカードをかざすだけでそのまま新幹線改札に出入りすることが出来ます。
ただし、乗車券と特急券一体型なので、新幹線駅からの在来線の料金が別途必要になり、行き先によってはお得でない場合もある。メリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- 時間変更が変更先の列車発車時刻4分前までなら何度でも無料(EX早特21を除く)
- 座席が自由に選べる(座席数が少ない場合を除く)
- 初回購入日から3ヵ月以内で同一区間、同一人数なら何度でも無料で変更できる(EX早特21を除く)
- スイカやPASMOなど交通系ICを登録すればチケットがわりになる
- 通常購入に比べ指定席料金である200円分安く買える
- 早特商品があり、1,000円以上安くなることもある
- ICカードでの改札入場前またはきっぷ受取前で、列車発車時刻の直前までのキャンセル料が安い(320円/席)
デメリット
- 切符を発券する場合は列車発車時刻6分前迄でないと発券できない
- 列車の変更可能期間は3ヵ月以内で同一区間、同一人数※EX早特21を除く
- 早特商品は、予約した席以外乗車できない
- 新幹線駅以外の在来線の料金が含まれておらず新幹線駅から遠い駅で乗り降りする場合お得でない場合がある
- EX早特21は座席の変更以外の変更ができず、時間や日程を変更する場合はキャンセルするしかない
- JR東日本や北海道エリアなど、きっぷの受け取りができない駅がある
JR東海のサービスなので、JRの他の会社の駅では基本的には切符を発券することができないので、発券せず、手持ちのICカードに登録しておくと、発券する必要がないのでそのまま手持ちのICカードで入場できるので便利。
スマートEXは便利であってお得ではない
スマートEXはとっても便利な反面、早特商品以外は金額的にはお得にならない場合がほとんど。お得にならない例を調べてみました。

スマートEXは乗車券が含まれたチケットになるため、別途在来線の料金が必要。一方、普通に買うと乗車券が1枚で済み、トータル何キロかで料金が変わるため乗車券分が安くなることが多い。

新幹線駅から遠い在来線駅を利用する場合も同じ。特急券だけの購入ができないので、乗車券を長距離にできません。つまり、降りる駅によっては普通に購入した方が安い場合もあります。東京駅から乗り新大阪駅で下車し、新幹線駅から在来線へ乗らない場合は200円安くなるが、在来線の値段を含むと大体高くなる。
その点、エクスプレス予約(クレジットカード年会費1000円)なら、特急券だけ安く購入し、乗車券は別で購入できるのでお得になります。
デメリットがかなり多いけど、ちょっと早く着いたから改札通る直前に早い電車に変更したり、電車が遅れてるからちょっと遅い電車に変えたりと、自由に変更が効くメリットの方が大きいく感じるので、多少高くなっても利用することが多い。
キャンセル料が1席あたり320円と安く、変更する可能性がある場合には、購入日から3ヶ月以内なら何度でも変更が可能なため、そういう場合はお得と言えるかもしれない。
スマートEXの早特商品とは?
早特商品は、普通の乗車券より安い切符となっており、新幹線自由席にも乗れません。なので急に乗れなくなった場合は予約の変更をする必要があります。
早特商品には、以下の5つがある。
EXファミリー早特7は2名以上での予約が必須。
のぞみ 一番早い、指定席特急券が「ひかり・こだま」よりも数百円高い
ひかり 停車駅が限られる
こだま 各駅停車でものすごく時間がかかる
東海道新幹線は、季節ごとの料金変動し、閑散期は200円引き、金曜から日曜や祝日など繁忙期は200円増し、お盆やGWや年末年始などの最繁忙期は400円増しとなっている。
東京⇆名古屋の値段で比較。
| 商品名 | 発売開始日 | 値段 | 通常料金 | 差額 |
| EXファミリー早特7 2名以上 (普通指定ひかり、こだま) |
1ヵ月前 | 9,500円 | 11,090円 | ▲1,590 |
| EX早特7 (普通指定ひかり、こだま) |
1ヵ月前 | 9,900円 | ▲1,190円 | |
| EX早特1 (普通指定ひかり、こだま) |
6日前 | この区間なし | ||
| EX早特21(普通指定席) これだけ変更不可 |
1ヵ月前 | 10,370円 | 11,300 | ▲930円 |
| スマートEX(普通指定席) | 1年前 | 11,100円 | ▲200円 | |
| EX早特3(グリーン席) | 1ヵ月前 | 13,620円 | 14,960円 | ▲1,340円 |
| スマートEX(グリーン席) | 1年前 | 14,760円 | ▲200円 |
東京⇆京都の値段で比較。
| 商品名 | 発売開始日 | 値段 | 通常料金 | 差額 |
| EXファミリー早特7 2名以上 (普通指定ひかり、こだま) |
1ヵ月前 | 11,450円 | 13,850円 | ▲2,400円 |
| EX早特7 (普通指定ひかり、こだま) |
1ヵ月前 | 11,940円 | ▲1,910円 | |
| EX早特1 (普通指定ひかり、こだま) |
6日前 | この区間なし | ||
| EX早特21(普通指定) これだけ変更不可 |
1ヵ月前 | 12,430円 | 14,170円 | ▲1,740円 | スマートEX(普通指定席) | 1年前 | 13,970円 | ▲200円 |
| EX早特3(グリーン席) | 1ヵ月前 | 16,010円 | 19,040円 | ▲3,030 |
| スマートEX(グリーン席) | 1年前 | 18,840円 | ▲200円 |
東京⇆新大阪の値段で比較。
| 商品名 | 発売開始日 | 値段 | 通常料金 | 差額 |
| EXファミリー早特7 2名以上 (普通指定席ひかり、こだま) |
1ヵ月前 | 12,000円 | 14,400円 | ▲2,400円 |
| EX早特7 (普通指定席ひかり、こだま) |
1ヵ月前 | 12,490円 | ▲1,910円 | |
| EX早特1(普通指定席) | 6日前 | この区間なし | ||
| EX早特21(普通指定席) これだけ変更不可 |
1ヵ月前 | 12,980円 | 14,720円 | ▲1,740円 |
| スマートEX(普通指定席) | 1年前 | 13,970円 | ▲200円 | |
| EX早特3(グリーン席) | 1ヵ月前 | 16,560円 | 19,590円 | ▲3,030円 |
| スマートEX(グリーン席) | 1年前 | 19,390円 | ▲200円 |
のぞみの早特商品は微妙
「のぞみ」の唯一の早特である、EX早特21は、座席以外の変更が不可能となってしまった。
時間や日時を変更しようと思ったら、キャンセルするしかない。急な予定の変更がある可能性を考えると、微妙ではあるが、キャンセル料が320円に対し割引率は東京から大阪でも1,740円。そこまで安くないし、時間変更のメリットがなくなる方が不便と感じた。
スマートEXまとめ
早特はお得ではあるが、お得度は以前に比べてずいぶん低くなり、EX早特21に関しては変更ができないため使いづらい。とはいえ、キャンセル料は出発直前まで1座席330円と安く、EX早特21でなければ、簡単に時間や日時が変更できる便利さがあるのでスマートEXはおすすめです。