タイの雨期は4月中旬から10月まで。しかも季節の変わり目の雨がすごいらしい。その季節の変わり目の10月にバンコクに行ってきました。雨が降ると膝下まで水が浸かるとか、スリが多いとか、銃撃事件が起きたとかそんな情報があってビクビクして色々持ち物を試行錯誤したけど、行ってみて結局どうだったのか?をまとめてみました。
目次
服装は薄さ重視
タイは蒸し暑く、普段あまり汗をかかない私でも結構汗だくに。なので薄く涼しい服がオススメ。
私はGUのパラシュートカーゴパンツを履いていきました。これは大正解。肌にピタッとせず涼しい。しかもGUパラシュートカーゴパンツはポリエステルの量が多く含まれているため、洗濯し室内干ししたら翌朝には乾いていました。カーゴパンツはポケットがたくさんあるので、パスポートのコピーをジップ袋に入れてポケットに入れておいたので、何もかも盗まれても少しは安心。
室内は冷房が効いているため、防寒用にポケッタブルUVカットパーカを持っていったけど、ほとんど使いませんでした。寒がりな私でも外の暑さがあったのでそれほど室内が寒く感じませんでした。カーゴパンツなので足首が閉められて冷気が来ないのも良かったのかも。
ポケッタブルパーカーは出し入れするのが面倒で、タイのお土産屋で売っている400円のパシュミナというストールを羽織るくらいがちょうど良かった。暑がりの友人はワンピースでも室内は特に羽織ることなく大丈夫でした。寒かったのがプライベートツアーの車内。冷房が直で当たって寒かった。寒いから冷房こっちに向けないでって言えばよかったんだけどね。
暑さ対策は雨季でも必須
雨期だから曇りだらけで、日除けしなくても良いと思って行ったら大間違いだった。雨期なのにすごくいい天気。日差しが強く蒸し暑い。お寺の観光にはUVカット機能がきちんとある、日傘が必須。暑そうだけど帽子でもいいかもしれない。日傘をお寺でさせないのではないかと思っていたけど、問題なくさせた。晴れ雨兼用の日傘しかなかったのでお昼から三大寺寺院を回ったけど、熱中症になりそうだった。
炎天下の中の徒歩20分も危険。できるだけバスや電車を使って移動するのがいい。お寺の観光も涼しい時間帯だけ観光、8時半から王宮に行って、昼間はエアコンの効いたショッピングセンターで買い物、15時過ぎからワットポートとワットアルンを見に行くといい。
雨期対策
これが結構悩んだ。タイの雨は豪雨で排水が悪く膝下まで水が溜まるらしい。しかも排水の水だから濡れたら洗わないと菌が繁殖して危ないので洗える靴がいいとかかいてあったんだけど、そんな靴持ってない。クロックスが良いとかいてあるサイトがいっぱいあるんだけど、クロックスは足に合わずカパカパする。クロックスみたいな靴がモンベルにもあって、それはフイットするんだけど、見た目が微妙で普段に履きたくない。
サイトを調べて見つけたのがTEVA(テバ)のサンダルが旅行にはすごくいいとのこと。履いてみると確かにすごくいい。見た目はただのピーチサンダルなんだけど踏み心地が全然違って柔らかくフィットする。これは長時間歩いても疲れない。ということでゴアテックスのいつものサロモンスニーカーを履いて行き、それがダメになった時用にTEVA(テバ)のサンダルを持っていった。
結果的には、ゴアテックスのいつものサロモンスニーカーで問題なく、ただ4日間流石に毎日履くにはちょっと蒸れて良くないので、1日の天気の良い日はTEVA(テバ)のサンダルに寒さ対策として靴下を履いてで街中を歩きました。友達はクロックスのサンダルを履いたんだけど、棘がよく刺さりやすい体質とあり、棘が刺さった。バンコクの街中でも舗装があまり良くない道があるのでサンダル履くなら靴下を履くか、やっぱりスニーカーがいいかも。結果的にはTEVA(テバ)のサンダルはスニーカー並みに歩きやすくて靴下も合うので、これだけで良かったかもなと思いました。
でも豪雨と言ってもそんなに頻繁にあるわけではないし、膝下まで浸かるような豪雨になったら、その道を避けて帰る方法を見つける、近くのお店で濡れてもいいようなサンダルを買うのが現実的かも。
SIMが安い
SIMフリースマホは絶対持って行った方がいい。タイの電話番号付きSIMは15Gで8日間700円とめちゃくちゃ安い。そしてタイでは英語が通じないことが多く、困ったときはGoogle翻訳やグーグルマップが役立つ。また、観光地では無料のガイドブックやパンフレットがもらえないのでその場で調べるのにもちょうどいい。しかもKLOOKで購入すると自分のスマホを窓口で渡すだけでSIMを入れ替えてくれるだけでなく、設定までやってくれるので安心。オススメです。
VISAタッチ対応クレジットカード
VISAタッチ対応のクレジットカードがあれば、バンコクの地下鉄(MRT)でスイカみたいに使える。地下鉄の券売機は硬貨と20バーツ・50バーツ・100バーツのお札以外は使えないため、それがないと窓口に並ぶ必要があります。地下鉄の窓口は激混みなのでVISAタッチ対応のクレジットカードは必須。持ってないなら作った方が良い。海外旅行保険が手厚いエポスカードがオススメ。
ラビットカード
ラビットカードとはバンコクのBTSという電車でのみ使えるスイカみたいなもの。バンコクでいうJRみたいな路線。ただ地下鉄やエアポートリンクでは使えない。バンコクのファミリーマートや一部店舗で使えるが、使う機会はなかった。発行手数料100バーツ(約414円)もかかるため作ろうか悩んだが結局作ってみた。BTSの券売機はお札が使えないのでコインがない場合は窓口に並ぶ必要がある。最寄駅がBTSで3泊したため結構使ったので、券売機や窓口でチケットを買う手間が省けたのは良かったので作って良かったとは思う。ただ、2泊などだったら作る必要はないと思う。
ラビットカードを作るならKLOOKで購入がオススメ。発行手数料100バーツ(約414円)と200バーツ(約828円)込みで6円お得な1,236円だった。Klookで受け取り場所を指定して決済。現地に着いたらKLOOKに申し込んだ紙を見せればラビットカードと200バーツのチャージ券を渡される。それをBTS窓口でパスポートとともに渡せば、ラビットカードに個人情報を登録して200バーツチャージしてくれる。これでラビットカードが使えるようになる。ただしデポジットが 50バーツ含まれていて、50バーツ以下になると改札に入ることができないが、出ることはできてデポジット分、マイナス表示になるが問題ない。
バンコクで使える便利なアプリ
バンコクで使える便利なアプリがあるので、日本でインストールしておくと便利。
- バンコク・・・バンコクの電車の乗り換え案内。
- google翻訳・・・・google翻訳アプリをダウンロードしたら、タイ語もインストールしておく。グーグルレンズも便利。
- ViaBus・・・バンコクのバスの乗り換え案内、バスがどこにいるかわかるアプリ。
- Grab・・・タクシーに乗れるアプリ。クレジットカード登録は現地で行う。
- Line・・・タイでプライベートツアーを申し込んだが、ドライバーさんとの連絡のやり取りはラインだった。現地で友達と電話したい時にも便利。
- ANA・・・・ANAでバンコクに行く人はインストールしておくと便利
- Visit Japan WebとAuthentivator・・・これに登録しておけば日本に帰国するときに書く「携帯品・別送品申告書」を書かなくてもいいけど、出るとき時間がかかる。
- googleマップ・・・タイでも同じように使える。現地でネットに繋がない人はバンコク街中の地図をダウンロードしておくとGPSで使える。
- googleマイマップ・・・自分が行きたいところを登録してけるので便利
除菌ウェットシート
海外では日本のように、外食でおしぼりを出す習慣がない。なのでウェットシートは大活躍だった。3個持って行ったが、30枚入りの1個で十分だった。トイレはトルコに比べてもすごく綺麗なところが多くトイレで使うことものなく、食事の前だけ使った。
トイレ事情
タイのトイレには紙がない場合があるということだったが、全部のトイレに紙はあったのでテッシュペーパーを3つも持って行ったが少しも使わなかった。タイではトイレの配管が太くないために紙を流すことができず、紙を使わずウォーターガンと呼ばれる手動式ウォシュレットを使って、水で流して洗う習慣がある。紙はその水で流して濡れたところを拭くためのもので備え付けのボックスに入れる。韓国同様にトイレットペーパーがトイレの個室外にある場合もあるので注意。アンパワー水上マーケットでは、水を流すレバーがなく、横にある桶で水を汲み、便器に流して流す方式だった。紙はあった。そして20バーツと有料。
タイの駅やコンビニにはトイレがなく、トイレはショッピングセンターで無料でできる。バンコクはショッピングセンターが多くあり、ショッピングセンターごとにトイレに行っていたので特に不便に感じなかった。ショッピングセンター以外にもホテルでもトイレは借りれるらしい。泊まったホテルでもトイレの数がすごくあった。ホテルではトイレのゴミ箱の紙は毎日回収されていて臭くなることもなく、気持ちよく過ごせた。
洗濯
汗をかくので現地のホテルで洗濯をした。持って行った洗剤はシャボン玉石けんのスノール。タイの水は硬度が高いため日本より洗濯洗剤が溶けにくい。スノールは硬水でもかなり泡立ちがよく無臭なので気持ちよく使えた。あとは100均の洗濯ロープ(長すぎるので半分にカットしてライターで止めた)と100均の洗濯バサミ、100均の折りたたみハンガーを2個。脱水用にモンベルの速乾タオルを持って行ったがホテルのバスタオルで脱水したので使わなかった。洗濯バックを購入して今回初めて使ったが、ジップロックより厚みがありしっかりしている分重いが、しっかり泡立ち洗えるので良かった。しっかりしている防水袋なのでお土産のタオチオという液体調味料の瓶を入れて持って帰った。
スリ対策
タイはスリが多いとのことだったが、幸いにも何もなかった。私は物をよく財布やスマホ、カバンを置き忘れるため置き忘れないように、財布、スマホはバックに紐やチェーンでつなげた。カバンはボディに常にかけられるヘルシーバックSを購入。カメラのロゴがキャノンやニコンだと狙われやすいのでロゴを隠した方がいいと書いてあったので、黒のマスキンテープでロゴを覆った。リュックは防水カバーをつけると防犯対策にいいとのことだったので終始つけていた。
乗り換え案内図
これが一番よく使った。アプリで乗り換え案内所を調べるけど駅名が英語なので分かりにくい。紙の乗り換え案内マップは駅名がカタカナだし、直接書き込めるのがいい。この路線図は日本にあるタイ国政府官公庁が無料で送ってくれるサービスで取り寄せていた「バンコク市内地図」。取り寄せたら2019年版だったので新しいのが現地で手に入るかなと思ったけど、どこにも置いていなかった。たとえ古くても・・事前に取り寄せてバンコクに持って行くとかなり便利。
その他の持ち物
その他に持って行ったもの。3泊4日で洗濯することを前提とした荷物。まずはリュック内のもの。
- ハピタス折りたたみボストン・・・帰国時にお土産が増えて荷物が入りきらなくなった時に入れて帰る
- 南京錠・・・ホテルに貴重品を置いておくときや移動時にリュックに南京錠をつける
- コンセント、充電器、変換プラグ・・・タイのボルトは電圧は220ボルト/50ヘルツで、 差し込みプラグはA、C、BFタイプ。持って行く家電が220ボルトに対応しているかを必ず確認。古い家電やタコ足だと対応していない場合がある。
- ホッカイロ・・・飛行機の寒さ対策
- 日本茶・・・海外に日本茶持って行くと落ち着く
- マスク・・・タイではコロナ前か大気汚染が問題になっていて、マスクをつけている人が多い。暑くてつけなかったけどね。
- ダイソーの圧縮バック・・・これはすごくオススメ。特に一番小さいサイズが使える。
- 手拭い・・・手拭いは一晩ですぐ乾くので旅行にオススメ
- 海外保険証・・・海外旅行保険に入っている場合にその保険証、クレジットカードの場合はクレジットカード番号など控えておくといい
- 予約したものの紙・・・ネットで事前予約したものがあったら、スマホを無くしたりすると使えないので必ず印刷して持っていく。
次に持ち歩きバック内のもの。これのほかにボールペンがあると便利。
- 耳栓、アイマスク・・・これがあると寝れるらしいが使うのを忘れていた。結局寝れなかった。
- エコバック・・・海外ではレジ袋がないのが当たり前なので必須。ナノバックは持っているのを忘れるほど小さくて良かった。
- モバイルバッテリー・・特に使わなかった
- ヘルシーバックS・・・ポケットがたくさんあって、海外旅行にも最適。ボディバックなのでかけたまま食事などができて良かった。
- タッチペン・・・コロナ対策として
- 財布・・・ナイロン製だと軽くていい。ちょっと大きすぎるのでこれは室内に置いていき、無印の財布を持ち歩き用にした。
- ポケッタブルUVカットパーカー・・・冷房対策に持っていった。そんなに使わなかった。
- 晴雨兼用傘・・・75gと軽い傘で持っているのを忘れるくらい軽くて良かったが、絶対遮光率が高いものの方がいい。
- 腰巻タイプの貴重品入れ・・・パスポート、予備のクレジットカード、日本の現金を入れた。
- ダイソーのレインコート・・・バンコクの雨はスコールと聞いていたので持って行ったが使わなかった
タイの持ち物まとめ
タイははタイ語なのでわからないものがほとんど。バンコク街中には色々売っているのでいざとなれば買うことができるけど、タイ語がわからないので時間がかかる。やっぱりちゃんと持って行ったほうが旅行時間の短縮になるし安心。
- 服装・・・薄く風通しの良い服
- 日除け・・・1時間以上炎天下にいないようにする
- 雨期対策・・・現地で考えるか、スニーカーとスポーツサンダルを持っていく
- SIMフリースマホ・・・これがあるとかなり便利、安い
- VISAタッチ対応クレジットカード・・・これがあるとかなり便利
- ラビットカード・・・BTSをよく使うならあると便利だけど414円の発行手数料がかかる
- バンコクで使える便利なアプリ・・・日本でダウンロードしておくと便利
- 除菌ウェットシート・・・食事前は除菌を忘れずに
- トイレ事情・・・紙は流さないこと!トイレはショッピングセンターにある。
- 洗濯・・・スノール洗剤がオススメ
- スリ対策・・・腰回りベルトオススメ
- 乗り換え案内図・・・ネットから申し込んでもらっておく
- その他の持ち物・・・電子機器がタイの電圧220Vに対応しているかどうか必ず確認すること、医療費が高額になるので海外旅行保険には入っておく
あとは持ち物じゃなく、三大寺院の営業時間と王宮がイベントクローズしていないか、これだけ注意すれば大丈夫なはず!楽しいタイ旅行を😆
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